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Amazonで購入したSE215SPE(Shure)を修理に出す

SE215SPEの修理依頼をするには

Shureのイヤホンの修理はどこに出せばいいのか問題があって、Google検索で1番上にサジェストされるShure公式サイト(2012年5月)とか、Yahoo知恵袋の質問(2016年9月)とか、情報がある。
どちらのサイトにもAmazonで購入した場合は、正規代理店の完実電気が窓口ということになっているが、これは正しくない。

Amazonで購入したイヤホンの故障-Shure公式サイト

お手数ですが、具体的なお手続きにつきましては下記の販売代理店にてお問い合わせください。
amazon.co.jpマーケットプレイス以外)での販売製品の販売代理店>
完実電気株式会社
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町3-25住友神保町ビル
電話番号 03-3261-2071(代表)
Eメール tinfo@kanjitsu.com

正しくは、サジェストの3つ目辺りに出てくるShure公式サイトの以下のメールアドレスに問い合わせるのが正しい。上にも挙げられていた完実電気の公式サイトにも同様に、Shure公式サイトのメールアドレスを窓口として記載している。

Shure シュア | お問合せ・修理依頼-Shure公式サイト

Amazon.co.jpが販売する製品をご購入いただいたお客様
info@shure.co.jp までお問い合わせください。

完実電気株式会社 | KANJITSU DENKI CO.,LTD-完実電気公式サイト

Shure製品アフターサービスについて>
Amazon.co.jpでご購入頂いた方は、下記の窓口へお問い合わせください。
シュア・ジャパン株式会社 東京サービスセンター
お問い合わせ:info@shure.co.jp

修理依頼の流れ

実際に上記のことがわかったのは、完実電気のサポートにメールをしてShureの窓口へ回されたからで、とにかく保証期間内の修理の事例であったり、自分で修理してみたであったり、eイヤホンで修理してもらったの事例が多くて、公式のサポートを使っている人っているのか?という気持ちになる。

実際のメールでの修理の問い合わせの流れを転載する。ただし、ブログに載せるため要約しているので参考までに。こちらの依頼内容は「保証期限の切れているAmazonで購入したShureSE215SPEの修理(ひび割れてしまった外装の交換)」である。

送信1

2013年10月2日にイヤホンを購入し使用していたのですが、経年劣化でプラスチックの外装部分が割れてしまいました。
保証期間は過ぎていますが、有償での修理など可能でしょうか。

返信1

Amazon.co.jpよりご購入頂きましたShure製品の修理ご依頼方法は、下記のURLリンクページにてご案内させていただいております。
1. サービスご案内ページ http://www.shure.co.jp/ja/sc を開いてください。
2. 「アフターサービス個人のお客様」をクリックしてください。
3. ステップ2の「修理サービス申込フォーム」をダウンロードし、1枚目にご記入の上、製品と共にご送付ください。「交換」対応となりますので不具合現品のご送付をお願いいたします。
4. サービスセンターにて現品を受領次第、サービスセンターよりEメールにて修理料金をお知らせいたしますので、フォームには必ずEメールアドレスをご記入ください。
お知らせ:
・ 修理は損傷側のイヤホン本体の交換となります。再接着による修理はできませんので悪しからずご了承ください。
・ 修理料金表は現在製作準備中のため掲載されておりません。申し訳ございません。

送信2

交換対応の場合、料金はいくら程度になるでしょうか。
新品購入の場合と比較したいため、提示いただけると幸いです。

返信2

SE215の片側のイヤホン本体の値段をお知らせいたします。
SE215(クリアまたはブラック)は、4,800円(税抜き価格)
SE215 SPE(ブルー)は、5,100円(税抜き価格)
となります。
この価格は、当サービスセンターに修理品送付としてご依頼頂いた場合の価格となります(当サービスセンターではパーツ単体の販売は行っておりません)。
ヨドバシカメラ様、ビックカメラ様等でパーツとしてご購入頂く場合には、各販売店が独自に設定するオープンプライス価格となりますため、ご提供価格は上記と異なりますこと、ご了承くださいませ。
上記価格に加え、消費税とサービスセンターまでご送付頂く送料をご負担いただいております。サービスセンターからの返送料金は弊社で負担いたします。

保証期間も過ぎているし、新品で買うより修理の方が安いといいなという気持ちで問い合わせしてみたが、本体の修理は交換対応になるということがわかり、新品で買ったほうが安いこともわかり、分かった。
修理料金表が準備中ということで今後サポート情報も充実するのでは。 因みに断線などの場合は、mmcxケーブルのみ交換になるはずなので本体よりは安くなるはず。

今後どうするか

ケーブル断線の場合は、ケーブル交換もしくは社外品へリケーブル、自作という手がある。今回のように外装が経年劣化によって、ひび割れたり欠けたりした場合はどうすればいいのか。

イヤホン専門店での有償修理や、パーツを購入して自力で修理が考えられる。ただし、Shureはパーツ単体での販売はしておらず、遮音性が格段に下がる報告があったりする、非公式のパーツを買うしか無い。

もう一つの方法としては、eイヤホンで依頼できるような、AAW社のリシェルサービスやRooth社のリモールドサービス等がある。
ameblo.jp これはイヤホンの駆動部であるドライバーを外装から取り出し、耳の型を取って作った外装(シェル)に移植するサービスである。こうしてできたイヤホンをカスタムIEM(Custom In Ear Monitor)という。イヤホンの外装は一般に「シェル」とか「ハウジング」というワードが検索では使いやすい。

どのサービスを使うにせよ、20,000円弱がかかる計算になるが、手元にあるのは元値10,000円弱のSE215SPEである。1万のドライバーを2万のカスタムIEMに使うのはなかなか、どうだろうという気持ちになる。適当に売るか、非常用に置いておこうかな。